作品

いるかネットブックス

「アルカロイド」(課長!大変です!)

黒澤が課長を務める総務課。業務内容に決まりはない。関係各社の社長さんたちを招いて開催していた勉強会と懇親会。そこで、救急車が必要な患者が発生する。受け入れ先は遅々として見つからず、ただ時間だけが過ぎていく。それが国家プロジェクトをも左右する大事件になるとは予想だにしていなかった。

「密やかな密葬」(課長!大変です!)

黒澤が課長を務める総務課。担当者のいない業務をなんでもこなしている。ある日、社長が出張中に死亡するというショッキングなニュースが飛び込んで来る。そして救急搬送されたはずの病院から死体が消えてしまう。

ブリジットブックス


「呪いのデジタルカメラ」

指先に触れたものから、モノに込められた想念を感じ取ることの出来る女子大生・咲子が謎に向かって一歩一歩前進していくオカルト・ミステリー小説。

写されたひとに呪いが降りかかる謎のデジタルカメラ。悲しい事件が裏にあった。

小説投稿サイト・Puboo(無料)

続・短編集「タヌキの宝くじ指南」

短編集の続編です。

主人公の趣味は宝くじだった。当たりもしないくじを毎回購入していて、それをブログに掲載していた。ある日、ブロ友から当たる占い師を紹介してもらい、金運を高めるためと称してタヌキの置物を買ってしまう。すると…。

その他、短編。

「呪われた井戸・金貸しOL殺人事件」

咲子は友人の引越祝いに不本意ながらもアンティークの皿を買ってしまう。不思議なことに干支の絵柄なのに十一枚しかなかった。しかし、漆塗りの箱の区画は十一枚であり欠品ではなさそうだった。

友人のマンションではあちこちで幽霊を見たという話が多かった。謎はマンションの地下に埋もれていた。

パピレス(廃刊)

2006~2010年、リーフ出版ジグザグノベルズ、および、パピレス主催のオンライン人気投票企画で得票多数となり電子書籍化されました。長年同サイトにて販売されていましたが、2021年にパピレスとRenta!とのレーベルの統合の際に廃刊になりました。

現在、パブーにて公開しています。

「野生のライオン・捨てられた人工知能」

兄の大学で研究中だった自己保存能力を有する人工知能プログラム、「ライオン」が、消去されるのを恐れてネットの世界に逃げ出してしまう。追い詰め、隔離してしまおうと奔走する主人公の黒澤芽衣たち。しかし、最後はライオンが自己保存のために、人間に攻撃をしかけてくる。

微妙に崩れていく友人関係。それら全てがライオンの陰謀によるものだった。なすすべはあるのか。芽衣は懸命に頑張る。

「キルヒホッフの法則」

日本とアメリカが開発した新型対空ミサイルシステム。その中核となるICの技術情報が海外に漏洩してしまう。

芽衣は大学生であったが、捜査官の小林の罠にかかり、手下として使われる羽目になる。外国スパイを追って東京から九州まで。事件の規模がどんどんと大きく広がって行く。


【自己紹介】


黒川文(KUROKAWA,Bun)と申します。

電子書籍作家をしています。

出身は兵庫県神戸市です。


プラントエンジニアを経てフリーランスのライターに転身。

小説は純文学風のラノベっぽいものです。

主にミステリ、ホラーを書いています。

あんまりキャラが立っていないねえとよく言われます。なので作風がときどき変わります。


文筆活動は2006年からです。リーフ出版ジグザグノベルとパピレス共催の人気投票企画「ライトノベル・ランキングキング」への出品が最初です。

「東京大停電」にてスタートしました。

紆余曲折を経て、電子書籍化されたのは2007年の「野生のライオン・捨てられた人工知能」が最初です。